負けから共に学ぶこと

家庭教師・1対1指導の学習空間プラス、山梨エリアの河手です!

学校は夏休みに入りました。
明日で7月も終わり8月に入りますが、きっと8月も一気に過ぎていくと既に考えてしまう自分がいます。
よく受験は「夏が勝負」と言われますが、本番まで時間がある程度あり、学校が休みで勉強時間が自分の心掛け次第で確保できる点から考えた時、確かに夏が大事であることを指導する側としても再確認します。そして、その事実は生徒達に伝えていきたいと思います。

連日、夏の全国高校野球大会の都道府県代表校が決定しています。
山梨県代表も、つい先日、2年連続で山梨学院大附属高校に決定したのは記憶に新しいところです。
決勝戦に限らず、そこには常に勝者と敗者が存在し、負けたら終わりという厳しさがあります。
映像を通してではありますが、勝っても泣き、負けても泣くその真剣さは、感じるものがあります。
勝負に対して、勝っても負けても涙を流すくらいの真剣さが見る者を魅了しているに違いありません。
その意味で、球児達の姿勢から改めて指導することの意味を考える機会を与えられていると思います。

カテキョで指導している中学3年生のM君も野球をやっています。
主将として地区大会を勝ち抜き、この夏は県大会優勝と関東大会そして全国大会への出場を目標にしてきました。
指導の合間にM君から主将としての大変さや充実感を聞く度に、その真剣さを感じ、是非、目標を達成して欲しいと応援してきました。
M君の話から私が感心したのは、いつも監督とチームメートに対する感謝を口にしていたことです。
残念ながら、つい先日、県大会で敗れ、その目標を叶えることは出来ませんでした。
次回指導に行く時は、勿論その話も出ると思います。
正直、どう声をかけるべきかまだ迷っていますが、彼なら今後のエネルギーに変えてくれるという確信もあります。
だから、必要以上に気を遣うことなく試合のことや今後の希望を聞いてみたいと思っています。

あっという間に過ぎていくであろうこの夏も1日1日にトーナメントだと思って指導していきたいです。
この夏も頑張ります。
ではまた。

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夏に学ぶ

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夏休みに入ってから、ほぼ1週間が経過しました。

生徒の使用する教材が、カテキョでも教室でも、夏期課題であるサマーワークなどになると文字通り夏を実感します。

また生徒との会話の中で「今後、職場体験で○○へ行きます。」という話題が出ると夏休み特有の課題でもあることから、やはり夏を意識せずにはいられません。
そう言えば学年によっては職業インタビューなるものがあり、生徒の宿題を完成させることに私が一役買うこともあります。
インタビューを受ける側として自分の職業を振り返り、謙虚な気持ちになれるのは有り難く貴重な機会だとも思います。
夏生まれの私にとって、もともと夏は一番好きな季節なのですが、指導の原点に返る意味でも夏は大切な季節だと実感します。

そして夏の課題として意識しなければならないものが、読書感想文です。

先日、カテキョで指導しているF君と読書感想文を納得いくものをひとつ仕上げようということになりました。

F君はもともと国語がとても得意です。

受験生として臨むこの夏に私は次のように声をかけました。

「来年の夏、高校生として迎える夏は今年以上に大変だと思っていい。課題の量、慣れない環境等、いろいろ考えられる。だから読書感想文は今年以上に時間をかけにくい可能性が高い。だから、納得のいくものを仕上げやすい最後の機会だと思って真剣に取り組む価値はある。」

私の提案に対して納得した上で、本も課題図書でなく、出来ればあまり知らないジャンルに挑戦してみたいということだったので、私がF君に薦めたのが

『生き方』

という本でした。

私自身、この本が世に出た10年以上前に初めて読みましたが、今の自分の考え方に大きな影響を与えてくれた1冊です。

本のジャンルとしてはビジネス書の類であり、中学生のF君が読むのに大変な部分もあるかもしれませんが、カテキョで共にやっていくには適した本だと考えました。

加えて、この本の中で著者の稲盛和夫さんが述べられている

「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」

という公式は正に年齢関係なくあてはまるものだと思います。

そして、周りの人を幸せにするために自分の今を使うという文全体に流れている利他の考え方も是非、F君には触れて欲しい。

素直にそう思い薦めたところ、それで是非やりたいと嬉しい話になりました。

読書を通して、F君に成長してさらに成長してほしい。そのサポート役として自分も成長したい。

それが率直な今、夏真っ盛りの気持ちです。

気持ちを込めて指導出来ることに感謝の気持ちを忘れずにこの夏に全力を尽くしたいと思います。

そう言えば感謝も『生き方』の中のキーワードでした。

ではまた。

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