漢詩の心

家庭教師・1対1指導の学習空間プラス、山梨エリアの河手です!

家庭教師でも塾でも指導していて感じることの一つが国語の力がそのまま成績に直結するということです。国語は当然、母国語で書かれており、何となく読み飛ばすことが出来ます。だからこそ、何となくで勉強が進んでしまう怖さがあると思います。普段から言葉に対してアンテナを立てて、自分が本当にこの言葉を理解しているだろうか?と問うことが大切だと思います。

今、私が指導している生徒で小学生ですが漢詩を教えている子がいます。漢詩の面白さは、日本の詩とは違った感性に触れることだけでなく、言葉の成り立ちや意味を体感できることにあると思います。先日も『粒粒辛苦』の成り立ちについて一緒に学びました。李紳の「農を憐れむ」という詩に農夫達の米を作る苦労が表現されています。漢詩の良いところは短い文の中にストーリーが凝縮されていることにあります。加えて起承転結の流れを持っているので学ぶことで作文を書く力も養えると指導していて確信があります。また、小学生ではまず習わない(目にしない)漢字が出てくることもしばしばありますが一文字ずつ調べさせながら読み進めていくことで調べる習慣も獲得できます。

粒粒辛苦の意味そのままに指導に邁進したいと思います。
ではまた。

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