見守ることと待つこと

家庭教師・1対1指導の学習空間プラス、山梨エリアの河手です!

11月も後半に入り、様々な変化を求められた2020年も残り1ヵ月余りとなりました。

コロナウィルスの第3波の到来など、少しずつ現状に慣れていた中で、また気を引き締め直して過ごすことも求められます。

日々入ってくる情報は情報として持ちつつ、どれだけ自分が出来ることを1日1日で積み重ねていけるかだと思います。

改めて、1日単位で自分の出来ることをどれだけやっているか。

そのことに目を向けていきたいと思います。

今月の初め、とても嬉しいことがありました。

指導していたG君が志望校に合格しました。

もう合格発表なの?と思われたかもしれませんが、小学校受験のため、この時期に合否が決定しました。

3か月前の9月から指導のご縁を頂きましたが、私の指導経験の中でも幼稚園の年長であるG君は、最年少の生徒となりました。

だからこそ、G君の指導を通して、私自身も指導において、新たな感性を磨くことが出来たことに心から感謝しています。

過去問を一緒に解くことを中心にしながらも、G君に国語力と最後まで解く粘り強さを身に付けてもらうことをテーマに指導していきました。

国語力の強化については辞書を購入してもらい、G君が知っている言葉が載っているページに付箋をつけてもらう。

また『桃太郎』・『傘地蔵』などの物語を音読してもらうことを実施しました。

辞書を一緒に眺めていると、大人の私にも新鮮な発見が数多くありました。

G君のご家庭で購入して頂いた辞書がドラえもんをキャラクターにした小学生向けの辞書だったのですが、カラーで分かりやすく、知識として知っていれば、人生が豊かになるだろうな思うことが非常に分かりやすく載っていました。
正直、語彙の数はともかく、一般の辞書より、実用的だとさえ思った程です。

音読も、私がフォローしながら、最後まで粘り強く読んでくれました。
1冊の本を読み切る経験が今後の読書習慣に少しでもつながればと願っています。

合格が決まってからの2回は算数パズルという教材を使って学習しました。
この教材はとても優れた教材です。
シンプルなルールで幼稚園生でも十分できます。
この著者の宮本さんの本を以前、私は読んだことがあり、その考えに共感していました。
一言でに言うと「力を貸すな」ということなのですが。
実際、本当にそうなんです。
ルールは単純なのですが、奥が深いのです。
大人は横で見ていると、ある程度、どこにどの数字を入れるかが分かるので、間違いも含めて指摘したくなるのですが、そこで指摘してしまうと本人の為にならないことを改めて、今回の指導を通して再確認しました。

指導の最終日、最も難しい級に挑戦したG君。
およそ30分間、私もG君のお母さんもただただG君を見守るのみでした。
出来たと言って持ってきた紙を一つ一つチェックしていきましたが、見事に全て合っていました。
私が一番、嬉しかったのは全部合っていたこともですが、それ以上に本人が30分間、誰にも頼ることなく、黙々と自分でやり遂げたことです。
思わず、手を取って「よく頑張ったな。」と声をかけました。
その時のG君は3か月間の中で最も充実感に満ちた笑顔でした。

改めて思ったことがあります。
教える部分は当然ある。
しかし、育てる部分をどれだけ指導する側が意識して入れることができるか。
育てる部分は、もしかすると手を貸したくなる気持ちを抑えて、本当の意味で見守って待つことなのかもしれないと。
勿論、こちらの説明を聞いて、生徒が理解し、満足してもらえることも素直に嬉しいですが、それはあくまでも本人が本当の意味で力をつける過程に過ぎないのかもしれません。

指導を通して、改めてそんなことを感じました。
最後の日にG君からももらった手紙に「ありがとうございました。」と書かれていました。
「ありがとう「」という言葉は本当に全ての人を幸せにする言葉だとG君から改めて教えられたと素直に思っています。
G君、ありがとう。

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